2024.08.25 03:008/25 「明るい世界で」 三浦 遙 聖句:エフェ5:11-20 わたしの高校の同級生が熊本にてブレーメン珈琲店という珈琲屋を営んでいます。その店のコンセプトは「いつだって名作には名脇役がいる」というものです。主役、主人公、それぞれありますが、物語という意味では、その1人だけではなく、周りの人々や物事によって主人公は照らされて、より輝くものです。今回の聖書の箇所においても、「光」という言葉...
2024.08.18 03:008/18 「結ばれて」 三浦 遙 聖句:ロマ7:1-6 自由という言葉は英語では“Freedom”と“Liberty”という二つの言葉で表現されます。前者は「何者にも束縛されない自由」であり、後者は「特定の権利としての自由」という違いがあります。聖書に登場する律法。これは神から与えられたルールでしたが、言い換えればこの律法があったからこそ、人間達は過ちを犯さず、自由に生きる事ができたのです。...
2024.08.11 03:008/11 「大切なのは」 三浦 遙 聖句:1コリ3:1-9「信仰」というものはなかなかに捉えづらいものです。それは大小や深さや歴の長さなどでは測れないものだからです。信仰は持つか持たないかですが、日本の宗教観の中では信仰は「持つ」ものですらない、当たり前のマナーのようなものとして扱われたりもします。しかし使徒パウロは「信仰の成長」とも受け取れるような言葉を投げかけています。 コリントの教会では教...
2024.08.04 03:008/4 「わたし達の信仰」 三浦 遙 聖句:1ヨハ5:1-5 世の中にある争いはいつになったら無くなるのでしょうか。オリンピックが盛り上がる中でも、差別的な扱いへの批判などが注目されています。平等や公平といったものを感じられない社会はあまりにも窮屈で、そして恐ろしいものです。それ以上に怖いのは、自分達こそが正義であると考えてしまうことかもしれません。争いのほとんどは、悪と正義の対立ではなく、正義と...