2024.07.28 03:007/28 「主の聖餐」 三浦 遙 聖句:1コリ11:23-29 キリスト教の教会にとって食卓を囲むことはとても重要な事です。ただ美味しい食事を食べるということはもちろん、その食卓を囲む中での交わりが共同体として必要だったからです。しかしそれだけではなく、その食卓はイエス・キリストとその十字架を思い起こすものでもあるのです。 今回の箇所では使徒パウロが主の晩餐について話をしていました。前半ではイエスと...
2024.07.21 03:007/21 「確かに信じる」 三浦 遙 聖句:ロマ14:13-23 キリスト教を多くの人に知らせたパウロは、宣教だけはなく、色々な教会の相談役としても活躍しました。今回の手紙もローマの教会へ宛てて書かれたもので、教会の悩みに対して応答しています。パウロはキリストを信じる人の生活について話をしており、今回は「自分も他人も偽らず、躓かせないようにする」ことを示すのでした。というのも、ローマの教会で...
2024.07.14 01:307/14 「食卓を囲み」 三浦 遙 聖句:使徒27:33-44 ローマ帝国に捕まり囚人としてローマに護送されるパウロは長い船旅を余儀なくされました。今の船と異なり、当時の船旅は過酷かつ長期間のものでした。しかし、その旅の中で嵐に遭い、命の危険に晒された時、パウロは他の囚人達や船員を含む人々に励ましの言葉を投げかけていきます。今回の箇所には、この使徒言行録とルカ福音の著者も共に行動していたと前の箇所に...
2024.07.07 01:307/7 「公の言葉」 三浦 遙 聖句:使徒24:10-21 キリストの福音を述べ伝える宣教の業を担っていた使徒達。しかし、その働きの中で様々な迫害を受けていきました。それは、目に見えての暴力的なものもありましたが、多くは告発と裁判という圧政的な方法でなされています。使徒パウロはユダヤ教の指導者達とローマ帝国の総督によって裁判にかけられます。罪状としては異端の教えを語り、群衆を扇動したことでローマ...