2/1 「伝えたいこと」 三浦 遙 牧師 聖句:マルコ4:1-9
イエスの譬え話である「種を蒔く人のたとえ」は、イエスが弟子達や群衆に向けて語られたものでした。譬え話は当時の人々の身近な生活から神の国についての教えを語りかけるもので、今の私たちにとっては理解が難しいものでも、当時の人々にとっては大変馴染みやすいものでありました。
少し違和感となるのは、種を蒔く人のたとえとして、良い土地に蒔かれた種が何倍にも実を結ぶという言葉と、「聞く耳のあるものは聞きなさい」というイエスの言葉が結び付きづらいということ。これは、当時の農業の方法として、選別していない種を取り敢えず無差別に蒔き、その上で土を耕すという形式に大きく関わります。神様の御言葉という種は、決して「この人だから」と選別して蒔かれるわけではなく、全ての人に平等に蒔かれていくのです。その種が実るかどうかは、その種を蒔かれた人次第である。だからこそ、「聞きなさい」とイエスは示すのです。
私たちも中々伝わらない、実らないと嘆くことがあるかもしれませんが、私たち自身が種や土地を選別し、狭めてはいないか、私たち自身が蒔かれた種を見つめられているかと問われているのです。関わりが難しい時にこそ、伝えたいことは何かを考えつつ、どう伝えようかと工夫しつつ、神様が示してくださった愛の言葉を、わたし達も多くの人に伝えることが出来ればと願います。
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